「より早く・より正確に」をモットーに他社とは差別化した静荷重検査をご提供致します
・より早く
主にホッパースケールの静荷重検査を行っております。従来では、原器(分銅)を積んで荷重を負荷していく方式が主流でしたが、近年では徐々に引張り型が浸透してきました。引張り型とは油圧式やラチェット式等があり、計量器と床の間を引張り、実際に荷重をかけて行なう方式です。当社では、油圧式を採用しております。この理由は、荷重の負荷作業が軽減されることにより、検査にかかる時間とコストを大幅に削減出来るからです。
当社は引張り型の利点を生かしながら、原器に限りなく近い検査結果が得ることが出来る自社開発の検査装置「iForce」を使用しております。
また、プラントによっては、5kg~100kg程度の低秤量のはかりも併設されていることがあります。この検査については分銅により負荷しますが、狭いスペースでも負荷出来る様に弊社独自の載荷台を用意しております。
・より正確
検査に使用している力計は全てJCSS校正を受けております。
ご提出するトレーサビリティの書類はJCSSロゴマーク入り書類(写し)です。
静荷重検査における「iForce」の特徴
- 重力加速度の補正機能
- 一般的にロードセルは、使用場所によって指示値が変わる可能性があります。引張り型検査装置で使用されるロードセルも同様であり、ほとんどの場合、標準重力加速度である9.806(北海道地区等)で計算されております。それを計算上補正出来るのが各地に定められている「重力加速度」です。各社より販売されている電気抵抗線式はかりにある重力加速度の設定機能と同じです。
- JCSS校正との関連付け
- 現在、一般的なJCSSの力計校正は「N(ニュートン)」という「力」の単位で表わされております。その証明書には「内挿校正式」と呼ばれる式の係数が記載されており、この式によって力計の出力値を「kN」に変換するところまでJCSSで証明されております。
「iForce」は内挿校正式に対応しており、「kN」に変換した値を重力加速度で補正した「kg」にて表示しています。
- 最大8000kgまで検査可能
- 通常の検査では4000kg以下の為、ホッパースケールに対して対角線上に2ヵ所の荷重をかけて引張り検査をします。しかし、弊社では4ヵ所まで同時に引張り検査が可能なため最大8000kgまで対応可能です。*MAX2000kg/ヵ所
- 無線による遠隔表示
- 荷重をかけている現場の指示値をリアルタイムに離れた操作室等でお客様にも値を確認頂くことが出来ます。また、無線による遠隔表示の為、ほとんど場所を選びません。